2011年6月17日金曜日

ホウレンソウ

夏のホウレンソウの露地栽培は難しい。


ホウレンソウはコーカサス地方の乾燥地域の出身。冷涼で乾燥した気候を好むので雨は苦手である。夏蒔き仕様の種もあるけど、雨よけをしないと露地ではきれいにつくるのは難しい。


入梅になって雨よけのビニールを掛けても高温で蒸れてしまう。すると中心部(葉の成長点)が黒ずんでしまう。この時季にはつくらない事。もうちょっと早く収穫する予定だったが、入梅が5月という異例中の異例。今回宅配分に入れたものも質が悪かったので申し訳なく思った。葉物はしばらくの間途絶えます。



つるなしスナックエンドウと混植したホウレンソウ。昨年こぼれた赤シソの種が発芽し雑草のごとく生えている。

この頃はまだよかった。日が経つにつれ湿気レベルがあがり、やがて葉が黒くなり、生長点の葉の組織がダメになる。

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