2012年1月24日火曜日

ターサイ

中国野菜のターサイは四季を通じて栽培できますが、この寒い時期がおいしい。
夏栽培では葉は上に伸びますが、冬はこうして地面にへばりつくように育ちます。
甘みがあって、炒め物に最適です。
若い葉(ベビーリーフ)では、サラダでもおいしいです。









厳寒の冬を葉の裏に隠れてしのぐヨトウムシ。











カボチャ

カボチャは毎年自家採取した種で育てています。
何もしないで放置していますが、昆虫や風などを頼りに受粉する花は、雑草をそのままにしておくと花が草に隠れてしまい 受粉が確実に行われないことがあり、収量が減ります。栽培には雑草を刈ってやることが大事です。


















宅配分のバスケットに入れる野菜が少なくなってしまって困った時がありました。その時雑草が枯れた冬にひょっこりカボチャが姿を現し、バスケットに入りました。助かった。この長いカボチャは、昨年近所の人から種をもらったもので、名前はわかりません。形はパターナッツのようなヒョウタン形です。このカボチャは遅くに実がなる晩成でした。



畑じゃないところでも育つ。堆肥やこぼれた種からも立派に。


カブ(スワンとピーチカブ)

この寒い時期のかぶもおいしい。
生食できるかぶに魅せられて昨年からスワン(タキイ)を栽培しています。それまでは、天王寺かぶを作っていましたが、サラダで食べれるカブの方が食の幅が広がるだけでなく味も断然いいと思い栽培しています。
今年は、スワンに加えピーチかぶと言われる、はくれい(みかど協和)を栽培。美味さは格段に上がっていると感じます。
やはり寒い時期に甘みが増します。12月上旬ごろから収穫が始まりますが、寒さが厳しくなるにつれ味が乗ってくる。スワンもハクレイも小カブよりは大きくなった中カブ
の大きさで味が定着してきます。立春を過ぎると少しずつ味がぼけてくるので
いまこの時季が一番おいしいと思います。
落ち葉が自然な形でマルチングしているカブの畝。保温効果があります。自然が勝手にやってくれています。









収穫したら土を落とし水で洗います。


水で洗ったら清潔なタオルで丁寧に拭きます。

早朝の収穫は畑が霜で凍って出来ないので、前日に収穫。洗って綺麗にしたカブは、新聞紙を被せ、バスタオルや毛布を掛けて一晩寝かせます。外はものすごい寒さなので、布団を掛けないと凍ってしまうからです。そして車の中で一泊。翌朝、袋詰めして、直売所へ納品します。


新聞紙や毛布を掛けないとこの時季確実に凍ってしまします。一晩おねむです。




2012年1月17日火曜日

大根

今年初めての野菜情報です。
本年も自然たっぷりの健康野菜、緑のどんぶりをよろしくお願いします。
1月17日早朝、積雪がありました。1センチも積らなかったですが、これから立春くらいまでは一年で一番寒い時期になります。



大根は寒い季節が旬。強い霜が降りると甘みが増します。糖分を増して自らが凍らないようにするためです。それでも凍ってしまいますが、日が差すと解凍してまた元に戻ります。

収穫した大根は凍らせてしまうと元にもどらないので、前日収穫分は毛布をかけて保存しておきます。

当日朝は凍結して収穫できないので、産直(直売所)へは前日夕方収穫します。

大根は、金沢の加賀野菜「打木源助大根」と京野菜「聖護院大根」、中国野菜の「紅芯大根」、漬物最適の「紅甘味」の4種を栽培しています。

源助は短太系で煮物に最適です。