2012年3月30日金曜日

大根

冬の食卓を盛り上げてくれた大根も、もうじき終りです。
聖護院は先週で終り、残る打木源助は来週まで、紅甘味は4月まで大丈夫そうです。
今年の冬も寒い冬で、連日氷点下でした。
強烈な寒さで皮がむけてしまった大根が目立ちました。
野菜が凍って、戻ってを繰り返しすぎると、繊維組織の再生は困難になり、そこから腐りはじめます。
これが多かった。
温かくなり、腐りが進んだのです。
地上に出ている部分の凍結がひどかったので、上の部分が傷んでいます。
見た目でわかるものは廃棄していますが、微妙にわからないものは、宅配のかごに入っていることがありますので、ご迷惑をおかけしています。
微妙なものを包丁で切って確かめ、大丈夫だったものはもったいないので、切ったまま入れてます。
説明不足だったかもしれませんが、そういうわけでありました。
上の部分を取り除けば食べれますので、ご容赦ください。
どうあっても、もうこの時期は旬を過ぎているので、傷みないものでも質は落ちています。
そのなかで紅甘味は、まだ状態はいいです。
そういう品種なんですね。

きつい寒さに耐えた大根の傷跡ともいえます。どこでも弱いものは傷つきいたむものです。


こういうものは即、はじきます。下の方は大丈夫なので、もったいないですが。大量なので廃棄しています。



2012年3月26日月曜日

交雑種(茎ブロッコリー&芽キャベツ)

昨年育てていた茎ブロッコリー(スティックセニョール)と芽キャベツが自然交配してできたものです。
花を咲かせたアブラナ科の野菜で、翌年畑のどこかではよく’あいのこ’が誕生しています。
今年もいろいろな交雑種がある中、茎ブロッコリーと芽キャベツ掛け合わせが4株ありました。
下部に芽キャベツが開いたようなプチベールのようなものがついており、上部は茎ブロッコリーっぽいという不思議な野菜です。4株しかないので、1回限りで宅配に入れておきました。
プチベール(ケールと芽キャベツの交配種)と芽キャベツはブロッコリーなどよりも栄養価が高いといいます。なので、この自然交配のものも栄養はかなり高いと思われます。

プチベールと似て非なるもの。節々に脇芽がついているところはプチベールと違うところです。







下部は芽キャベツ色が濃い、上部は茎ブロッコリーが強くでている。
頂点はブロッコリーになっています。








ロールキャベツ











大好評のサボイキャベツ。

葉のふちが黒くなったものを家に持ち帰り調理しました。

煮込み料理に向くキャベツなのでロールキャベツです。

この冬は寒さが厳しかった分、葉に甘みが増しており、おいしいロールキャベツができました。

自然の恵みに感謝。

2012年3月14日水曜日

チリメン白菜

ちりめん白菜(アタリア)は結球しない白菜です。
種をまいたのが11月中旬ごろだったので、十分生育しませんでした。
適切な蒔きどきを守ればもっと立派に育った。
漬物や炒め物に適しています。
強い霜に何度もあたっていたので葉が黄色くなっています。
間引きを随時宅配に入れていました。
トウが立ち始めましたが、まだ楽しめそうです。




ベルベーヌ

ドライにしたベルベーヌ(レモンバーベナ)の葉。
冬もティーを楽しめます。レモンの芳香でおいしい。
ベルのかぶは冬の間完全に枯れた状態になっていますが、春5月ごろに新たな芽が芽吹いてまたおいしいお茶を楽しめます。
シャーベットやケーキの香りづけもできる。
少ししか保存していなかったのが残念。
1回きりで2月の宅配に入れました。来年はもっと保存しておきたい。
ほかにミントやカモミールなどもドライで保存しておくとミックスハーブも楽しめます。

2012年3月5日月曜日

サボイキャベツ

鳥よけのネットをはずすと。しっかりと巻いているサボイキャベツ。
ちょっと指で軽く押してみるとわかる、収穫のサイン。
「いいねぇ~」と、顎に手をやり、うれしくて一人で、にやけてしまいました。
初めてつくったサボイキャベツ。これ(写真)はサボイエース(タキイ)のほうです。
もうひとつ、シューフリーゼ(マスダ)のほうは、ちょっとおくてみたいですね。
シューフリーゼの方は緑が濃くて、網目が細かいようです。
定植したときは、混植してしまいどっちかわからなかったけど、生長して違いがわかりました。
サボイエースが先発で3月2日の宅配でカゴに入りました。

おいしそうです。このキャベツは煮込み用で、スープやロールキャベツに最適です!


この日収穫したサボイエース。さあ、食卓を賑わしておくれ。

収穫のうれしさからか、キャベツが笑っているように見えた。

出来がとってもいい。寒さが厳しかった分、味がのりにのってます。



全体的に出来よかったものの、霜に負け黒くなった葉も3~5個ほどありました。
鳥に食べられないように被せたネットのおかげで鳥害なし。

虫害を避けるために、遅植えにしたので、虫ゼロ、完全無農薬。

肥料は鶏糞のみを全面に施しました。



紅芯大根

紅芯大根は漬物やサラダにして食べます。
自家製のベビーリーフとかぶ(スワン)、紅芯大根のサラダです。



2月下旬の根もの野菜は寒さで皮がぼろぼろになっています。

何度も凍っては戻ることを繰り返しているので、もうだいぶ痛みはじめています。味もピークをすぎました。でも、まだまだ、おいしさの範囲を超えてはいません。



12月の紅芯大根の畝です。このころはまだ葉が元気に茂っていました。