2011年2月11日金曜日

チンゲン菜

チンゲン菜の収穫が終わりました。

チンゲン菜について

―特徴―

播種から収穫までの生育期間が短く栽培も簡単な中国野菜です。

普通サイズのチンゲン菜とミニチンゲン菜の2種。

ミニチンゲンはミニチンの愛称で呼んでいます。

ミニは1カ月ほどで収穫できますが、そのままにしていたらミニでもかなり大きくなりました。

ミニは通常5~7センチほどで収穫、軸の部分が短い。

アクがなくて歯切れよく、煮くずれしないため、鍋もの(しゃぶしゃぶやキムチ鍋等々なんでもあう)や炒め物のほか、スープやシチューでもおいしい用途の広い野菜です。

―栽培―

アブラナ科。

春からの栽培はハムシによって小さな穴を開けられないように防虫ネットをします。

ハムシ以外の虫の害はありません。

冬期は強い霜に何度もあたると、葉がスカスカになってしまうので、ふしょく布等で布団をかけ防寒してあげますが、それよりも最大の敵は鳥類で、葉を食べられボロボロにされないためです。

肥料は基本的に無肥料。場所の状況をみて薄く完熟鶏糞を施す程度。

春のトウ(花蕾)は栄養分が集中(種子を作るため)するので栄養価が高く、特にビタミンCが多く含まれると言われています。

そのためトウが立つと、葉にはつやが(みずみずしい感が)少なくなっていきます。

―栄養価―

ビタミンA、ビタミンC、ベータカロチン、カルシウム、カリウム、鉄分、食物繊維

秋採りの収穫のあと、春採りのミニチンゲンを植えました。



自家製の培養土で育苗したミニチン。1ポットに5~6粒蒔く。間引き2株に。



この間隔で植え付け。畑に水道施設がないので、通常は直播するものも、水やりを合理的に行うため苗づくりをすることがある。育苗なら水量を少なくでき、ピンポイントで散水できるためです

ミニサイズのチンゲン菜も植えっぱなしだとかなり大きくなる。春を待っていたかのようにトウが立ってきたミニチン。

寒さ対策よりも、鳥に食べられないように不織布を掛ける。厳寒期は自然に食べるものが少なく、鳥類はチンゲン菜やブロッコリーの葉をついばむからだ。掛けないとボロボロにされる。



産地直売用に収穫したチンゲン菜。

ミニチンはサイズの小さく軸が短いのが特徴。小さいので食べ切りできる。保存場所もスペースをとらない。


雑草を生やして乾燥を防ぐ。これは12月ごろ。隣は日野菜かぶ


密になってもしっかり自己主張しそれなりのサイズにちゃんと成長する。栽培も簡単で優秀な野菜だ。







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