2011年2月23日水曜日

赤カブと赤ダイコン

 赤カブは収穫が遅れ、裂根、状態はかなり悪かった。

 種まきが11月、定植が12月中旬と作業が遅すぎたこともあり、満足いく結果になりませんでした。特に寒い冬であったため、成長が止まってしまった。

立春から少しずつ温かくなり、再び成長を始めるも、旬を過ぎ、トウ立ちをはじめてしまったようです。適する気温に成長期を迎えさせないとこうなります。

 赤カブの根にはビタミンC、カルシウム、食物繊維のほか、アミラーゼを含有。アミラーゼは消化吸収を助け胃の不快感を解消する効能があるといいます。

 カブの葉はおいしい。赤カブの葉はふつうのカブの葉より硬めですが、β-カロテン、ビタミンB1・B2、ビタミンC、カルシウム、カリウムと根の部分より栄養が豊富です。

ふつうのカブも葉には同様の栄養価があり、かぶらの葉がスーパー等に並ばないのが残念なくらい。

葉は間引きなどで大量にでるので宅配される方は、葉をゲットすることができお得です。

 赤大根は12月下旬から収穫。

こちらは赤カブより状態は良いものの、やはり裂根が目立つ。肥料が多かったのだろうか。

裂根や根又の原因は、未熟堆肥や肥料過多、土中の障害物で割れることもあり、原因はいろいろあります。

 割れても、味には影響はなく、甘い大根なので、甘酢漬けやサラダや大根おろしで美味しい。

赤色(紫)はポリフェノールの一種であるアントシアニンで抗酸化作用があり、身体の酸化を防ぎ健康によい野菜です



  甘くておいしい赤ダイコン。サラダに最適。

根割れも多い。割れの殆どが二股なので足のようだ。まさにダイコン足。

見事に割れるダイコン。葉も霜に何度もあたってくたびれている。中心部は若い葉が、生長、トウが立つ準備をする葉である。

赤カブは状態は悪い。これは良いほう。旬は過ぎてしまった。

赤カブの葉は栄養価がとても高い。今回は根より 葉を味わっていただきたいと思います。




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