2013年1月9日水曜日

畑の昆虫・動物たち21.タヌキ

畑には様々な野生動物もやってきます。
そのほとんどが夜行性ですが、日中でもみかけることがあります。
7日の朝、体の小さいタヌキがやってきました。
動作が鈍いところをみると、だいぶ弱っていることがわかります。
よく見ると、体毛がほとんど抜け落ちていました。
病気なのか衰弱しているようです。
近付いていくと逃げていく。
すると、堆肥が入っていた空の袋の中に入ってしまって出られない。

かつて使っていた犬のケージが、ちょうど畑の物置にあったのでその中に入れてやりました。
ペットボトルの甘い水をやるとおいしそうに飲んでいた。
頭部だけ体毛を残し後は殆どはげ落ちています。
この真冬の中これでじゃ寒い。
一体どういう病気に罹ったのだろう。
家にあったリンゴを与えようと、一旦畑を離れ、取りに行って戻ったところ、ケージの入り口をしっかり閉じていなかったのか、脱出していた。

人間と違って病院にも行けない野生動物ですが、
でも、自分がやろうとした行為はNGです。
どんなことでも、何もしないことが正しい。
余計なことをしない、するべきでないのが正しい。
自然のままにすべきは、わかっていても…。
かわいそう、は人間のエゴ。
かえって、労力を使ってしまわせ、恐怖を与え、タヌキにとっては、
たぶん迷惑だったと思います。
捕まえても、エサをやってもダメです。

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