2012年6月12日火曜日

カモミール

ハーブティには欠かせないカモミールです。
ティーだけでなく草本体にも青リンゴに似た甘い香りがして癒されます。
ギリシャ語で「地上のりんご」という意味があるそうです。
 栽培は簡単で、日当たりが良ければどこでも育ちます。
春か秋に種まき、翌年の5月に開花、花を摘んで乾燥させて保存します。
 とにかく香りがよく、車の中に置いておくと車内にその芳香が残り気分が落ち着きます。
 一年草のジャーマン種と多年草のローマン種があります。
これはジャーマン種です。昨年種まきしたものです。
特別に畝を作らずとも、野菜の脇に適当に植えておけばいいのです。
勝手に生長して雑草とともに立派な花を咲かせます。
花摘みの5月。ただ、雑草のハルジオンンは花がそっくりで気を付けます。
草の形状が違うので見分けられる。
 花に誘われて昆虫がやってくる。花むぐりコガネもここの常連客です。
こいつは前日に雨にあったか泥だらけになっている。花は誰も拒まずやさしく受け入れます。
 右下にはミツバチらしきお客もいます。
 しかし、気をつけよ!寄ってくるお客をじっと静かに待ち構える花蜘蛛が狙っている。
蜘蛛も生きるために必死。
追っかけて体力を消耗させることより、待機して体力を温存させる戦術で生き残りをかける。
乾燥させた花は、瓶に入れて冷暗所で保存。
ヨーロッパでは昔から薬用植物として栽培されていたそうです。
薬効は、不眠症・鎮痛・消化促進・殺菌作用・貧血・滋養強壮。
他のいろいろなハーブティとミックスすると美味しさが増します。

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