2011年10月19日水曜日

こどもピーマン

タキイが今年発売した「こどもピーマン」を栽培してみました。ピータロウという品種名です。
野菜に関するアンケートで子どもが嫌いな野菜にピーマンがあげられ、その理由がピーマン特有の苦み青くさみが原因らしいということで、タキイ種苗が開発した苦みの少ないピーマンが「こどもピーマン」です。
季刊誌タキイ最前線夏号によると、食味の向上のほか、ビタミンCやカロテンなどの栄養素や機能性成分も従来のピーマンより大幅に増えているということです。
「こどもピーマン」の基になったのは、トウガラシの本場メキシコで味の良さに定評のあるパラペノという激辛のトウガラシで、その育成の中、全く辛くない個体が見つかったそうです。その辛くない個体を使って日本人の食味に合わせて育成したのが「こどもピーマン」の誕生ということであります。

「こどもピーマン」おいしさの秘密
①全糖量が高く甘い
②苦みが少ない(苦みに関与するポリフェノールの含量は従来品種の約10分の1)
③辛くない(辛み成分のカプサイシンをまったく含まない)
④果肉が厚くてジューシー(果肉の厚さが従来品種の2倍以上で水分含量が多くジューシーな食感)
栄養・機能性成分
①ビタミンCが豊富に含まれる(体の代謝作用などを活性化する役目のビタミンCが従来品種の約1.5倍)
②カロテンが豊富に含まれる(機能性成分でビタミンAの基となるカロテンが従来品種の2倍含まれる)
―タキイ最前線春号より




10月に入ると寒暖の差が激しい。この畑のある丹那地方では昼間は25℃もあれば、夜間は13℃に下がります。気温が低くなると、実が黒っぽくなるようです。生長も鈍くなってきました。




こどもピーマンの脇にマリーゴールドを植えています。土の中にいるセンチュウよけのほか、土の乾燥を防いでいます。


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