2011年4月13日水曜日

被災動物の安否

 被災した動物たちが心配だった(緑のどんぶり313日記事)。


宮城県山元町にある山元トレーニングセンターのサラブレッドたちの無事を確認。


相馬野馬追いで知られる相馬市の馬たちの安否はわからず。


そして、人間より猫が多く暮らす島、牡鹿半島付近の小島、田代島も津波被害はあったものの、殆どの猫は無事だという。www.afpbb.com の3月28日付―急げ被災ペットと飼い主の救援「ぼくたちも懸命に生きてます」―の記事で知りました。ほっとした。でも、田代島の猫たちのことは安心したものの、原発による避難地域の動物は残念ながら悲惨なようです。


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災害弱者は、子ども、老人、障がい者。さらに下の弱者には、動物がいます。


動物には手が差し伸べられにくい。人間じゃないから。弱者の叫びは実に届きにくい。声高に叫んでもどうしようもない事象が多い。メディアでとりあげられないことはいくらでもあります。


マイノリティの更にマイノリティ、そういった所に目を向け、関心を示すってことは、大局を見据える力を得る入口だと思うのです。それは一方的な情報や理解で物事を見たり測ったりすることなく、普遍的に大事なことを認識できる力のことです。小さくて些細なこと、それに目を向けなかったことが、人災の発端だと思います(過信もそう)。そしてそのマイノリティの目立たないところに本当に大切なことが、そう、実は体育館の隅っこでじっと座っている様な気がします。



田代島の猫については、ねこ島万歳楽~田代島の猫たち というブログで見ることができます。


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