京都の九条でつくられたので九条ネギ、全国的に広く栽培されるようになった京野菜であります。九条ネギは葱らしい風味がよくて好んで栽培しています。
関西でネギといえば九条ネギであります。
関東のネギより使い勝手がよく、幅広い料理に使えて重宝するネギです。
私はうどん(関西風)を好むのでこのネギは絶対欠かせませんね。
お好み焼き(広島風)にも必ず入れます。
だから、九条ネギは大好き。
栽培は簡単で、キュウリなど弦がのびる野菜といっしょに植えると、弦割れを防いだり互いに生育がよくなるので、コンパニオンプランツとして栽培できます。
冬越しすると春ネギ坊主ができる。
ネギ坊主は食べられるらしいのですが、まだ食べたことはありません。
ネギ坊主になると、ネギ本体は硬く繊維質になりおいしくありません。
一度根元からすっぱりと切って、もう一度生やしたらどうか?
よく、関西のおばちゃんたちが、買ってきたネギを鉢などに植え何度も利用するという、エコ栽培?をしています。
何度も再生するネギは生命力が強い証し、関西のおばちゃんたちの生命力の強さと共通します。しかし、何度もこれをやると、さすがにネギも嫌気がさし、風味は落ち、縮小していきます。やがてどうなるかはわからない。
土を入れ替えればまたどうか、永遠に生え続けるのか、その先はまだ未知の世界です。
もし永遠に生え続ければ、ネギは店頭から姿を消します。
切ればまた生えてくるネギ。永遠に生え続けることができるのだろうか。