例年のことなのだが、収穫後期は必ずうどん粉病にかかる。最後にはサヤから出したエンドウ豆やグリーンピースとして売りに出す。正式なグリンピースはグリンピースとして種もあり、大きくてきれいな球体だが、利用方法は同じで、キヌサヤは大きくなるとエンドウ豆。キヌは豆の大きさが小さく、形はきれいな球体ではないものの、グリーンピースとほとんどかわらない。スナックはキヌサヤより大きく味は甘い。スナックエンドウが甘いので、豆も甘いのです。アクシデントがあったので今年はいつもより量が多くなりそうだ。
エンドウは豆を採り終わったもの順に株を終了させます。抜きとらずに根を残して刈り取ります。根は抜かない。土のバランスを保つために留めておきます。
豆科植物には根粒菌というものがいて、空気中のチッソを取り入れて養分にします。そのため土が肥えるので、緑肥として豆科植物を休耕田などに植える。レンゲやクローバー、シロツメグサなどがよく見られるのはそのためです。とくにクローバーやシロツメなどは外来植物としていま、そのへんに普通に生えています。写真にある根についている白いものが根粒菌です。
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