2011年6月3日金曜日

九条ネギ

 京都の九条でつくられたので九条ネギ、全国的に広く栽培されるようになった京野菜であります。

九条ネギは葱らしい風味がよくて好んで栽培しています。


関西でネギといえば九条ネギであります。


関東のネギより使い勝手がよく、幅広い料理に使えて重宝するネギです。


私はうどん(関西風)を好むのでこのネギは絶対欠かせませんね。


お好み焼き(広島風)にも必ず入れます。


だから、九条ネギは大好き。



栽培は簡単で、キュウリなど弦がのびる野菜といっしょに植えると、弦割れを防いだり互いに生育がよくなるので、コンパニオンプランツとして栽培できます。


冬越しすると春ネギ坊主ができる。


ネギ坊主は食べられるらしいのですが、まだ食べたことはありません。


ネギ坊主になると、ネギ本体は硬く繊維質になりおいしくありません。


一度根元からすっぱりと切って、もう一度生やしたらどうか?



よく、関西のおばちゃんたちが、買ってきたネギを鉢などに植え何度も利用するという、エコ栽培?をしています。


何度も再生するネギは生命力が強い証し、関西のおばちゃんたちの生命力の強さと共通します。しかし、何度もこれをやると、さすがにネギも嫌気がさし、風味は落ち、縮小していきます。やがてどうなるかはわからない。


土を入れ替えればまたどうか、永遠に生え続けるのか、その先はまだ未知の世界です。


もし永遠に生え続ければ、ネギは店頭から姿を消します。



切ればまた生えてくるネギ。永遠に生え続けることができるのだろうか。

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