2012年6月22日金曜日

ハンサムレッド(リーフレタス)

3種類のリーフレタスのうちのひとつ、ハンサムレッド(トキタ種苗)です。
ロロロッサやレッドコーラルなどに比べ、シャキシャキ感が強くみずみずしい。
葉の縁がフリル状でおしゃれなリーフレタスです。
 赤色は、寒さに当たるとより濃く出るのですが、この時季は赤色は薄い。
赤と緑のコントラストがよいので赤色が薄くても見栄えがします。
 この時季は葉の中心部がゆるく巻いていて、小さな球のようになっています。
キャベツを収穫した(4月)直後に定植したものです。耕さず、肥料もまったくやっていません。
それでも虫も付かず、病気にもなっていません。
ただ、梅雨に入ると葉もの特有の弱さがでて、長雨により、下葉が傷みだしやがて全体に広がるので、この梅雨の時季は、とにかく早めにさばきたい(収穫したい)です。

2012年6月12日火曜日

スイスチャード(ビエトラ)

ベビーリーフで主に育てているスイスチャードです。
 ビエトラと言い、スイスチャードが英名です。
ボルシチなどで知られるビーツがバルバビエートラという、このビーツを葉で食べるようにしたのがビエトラだそうです。
アカザ科なので、ホウレンソウの仲間ですね。
 ベビーリーフ用に箱栽培していたのが、春の強風で吹き飛ばされ、畑の畝に落ちてしまいました。
箱に戻さず、そのまま、畑においたので、ニンジンの畝やペコロスの畝に混じって生えています。
 風に吹き飛ばされたベビーリーフが根を下ろし点在して生える。
これが、ベビーリーフ用のスイスチャードです。これと同じものが吹き飛ばされたのです。
暑さ、寒さに強く、一年中栽培でき、虫にも強い。
和名では不断草です。日本の不断草は赤くありません。
カロチン、カルシウムが豊富で、スープの煮込みや炒めものなどに使います。
アクがあるので、下茹でしてから使ったほうがいいかもしれません。

ニンニク

ニンニクが採れました。
 料理に欠かせないので、毎年栽培しています。
 球はそれほど大ぶりでなく、小さめです。
 キャベツの脇に植えました。このために特に肥料を施すことはしませんでした。
ニンニクが収穫できたので、早速自家製野菜の茎ブロッコリーやサヤエンドウ、ソラマメ、ニンニクを使ってペペロンチーノを作ってお昼にいただきました。
豆とニンニクの風味が一層美味しくさせて、「生きててよかったなぁ」と思える至福の時です。
うまいです新鮮野菜!

この時季のルッコラは早い

この時季のルッコラの生長は早い!
小松菜等の葉ものや 他の雑草もそうですが、この手の植物は梅雨時の生長が一番早いです。
あっ、という間に育つので、収穫も計画してやらないとダメになります。
計画してもなかなか計画どおりにならないのが常。
人手が足りないのと供給先が限られているので、一気に収穫できない。
この小さめの可愛い状態で収穫すると、葉が柔らかくて喜ばれます。
しかし、ちょっとずつ収穫しているあいだに、とにかくすさましい生長をとげて下の写真のようなありさまになってしまします。
 一番上の写真が5月15日、そしてこれが6月8日。約3週間でこのような収拾のつかない状態になります。
 こうなっては、雑草とともに刈り、選別して収穫。しかし、時間を普段の3倍費やします。
時間を掛けて同じ値段では割に合わないので、もう放置しておき、後で一気に草ごと刈ります。
ただ、この中では、雑草に負けてしまい、まともに生長できず、中で蒸れて黒く腐っていることでしょうルッコラ。
無理してとると、ひょろひょろしています。柔らかいでのすが、10分かけてたったこれだけ。
あとは、下部が腐り使えません。
この時季、とにかく生長が早いルッコラです。
ですから、種まきをずらして蒔く、そして草を取る、これがポイントです。

相模半白節成(きゅうり)


 キュウリ。いろんな品種があります。毎年栽培しているのは、四川キュウリの四葉(スーヨー)とイボなしなしのフリーダムです。まあ、たくさんの品種があります。さつきみどりや地這いの北進なんかも栽培しました。

 直売所では、ほとんど似たり寄ったりの品種ばかりで、売れるためには何か変わったもの、そして味が良いもの(野菜に詳しいレストランシェフらに聞くなどして探した)等様々なことを考慮した結果、細長でイボの切り目が深い四葉系きゅうりとイボのないフリーダムに辿り付きました。
 
今年は、これに加え、白っぽいきゅうり、半白節成と相模半白節成を栽培します。
相模半白節成は、神奈川県平塚付近で栽培されている地場野菜で、タキイから発売されていました。
 皮がとても柔らかいらしい。どんなきゅうりか楽しみです。

カモミール

ハーブティには欠かせないカモミールです。
ティーだけでなく草本体にも青リンゴに似た甘い香りがして癒されます。
ギリシャ語で「地上のりんご」という意味があるそうです。
 栽培は簡単で、日当たりが良ければどこでも育ちます。
春か秋に種まき、翌年の5月に開花、花を摘んで乾燥させて保存します。
 とにかく香りがよく、車の中に置いておくと車内にその芳香が残り気分が落ち着きます。
 一年草のジャーマン種と多年草のローマン種があります。
これはジャーマン種です。昨年種まきしたものです。
特別に畝を作らずとも、野菜の脇に適当に植えておけばいいのです。
勝手に生長して雑草とともに立派な花を咲かせます。
花摘みの5月。ただ、雑草のハルジオンンは花がそっくりで気を付けます。
草の形状が違うので見分けられる。
 花に誘われて昆虫がやってくる。花むぐりコガネもここの常連客です。
こいつは前日に雨にあったか泥だらけになっている。花は誰も拒まずやさしく受け入れます。
 右下にはミツバチらしきお客もいます。
 しかし、気をつけよ!寄ってくるお客をじっと静かに待ち構える花蜘蛛が狙っている。
蜘蛛も生きるために必死。
追っかけて体力を消耗させることより、待機して体力を温存させる戦術で生き残りをかける。
乾燥させた花は、瓶に入れて冷暗所で保存。
ヨーロッパでは昔から薬用植物として栽培されていたそうです。
薬効は、不眠症・鎮痛・消化促進・殺菌作用・貧血・滋養強壮。
他のいろいろなハーブティとミックスすると美味しさが増します。

畑の昆虫・動物たち13.モンシロチョウ

モンシロチョウは春から秋までずっと活動しています。ただ、真夏はあまり見かけません。
春からアブラナ科の花を求めて飛来し、産卵します。
幼虫はアブラナ科の野菜を食害するので葉に穴が開きます。
 5月、スティックセニョールの葉に交尾するモンシロチョウを発見。

 どちらかが羽を動かし、この繋がった状態のまま飛んだりします。一方は微動だにしません。
飛んでいるところはシャッターを切るのが難しく撮影できませんでした。
 この状態は動きが鈍く緩慢で、天敵に襲われやすい。じゃましちゃ悪いのでそっとしておきました。
 幼虫のアオムシです。保護色となっていますが、人間の目はごまかせません。
これがサナギです。意外に小さい。
卵から成虫になるものは、たったの2%と聞いたことがあります。100個卵があったら2匹だけが、成虫になれる。自然界はとても厳しい。そう思うと、人間界は恵まれています。弱音を吐いてばかりいては、モンシロチョウに笑われてしまいますよ。そう、自分自身に言い聞かせています。

キャベツが終了しました

3月から収穫していたキャベツは6月の2週で終了しました。
先に定植したちりめんキャベツのサボイエース(タキイ)とシューフリーゼ(マスダ)、その後に定植した富士早生(サカタ)の3種類を栽培しました。
今年は寒さが厳しかったので甘みが増して美味しくできました。

先発に定植したちりめんキャベツの予備の苗として残したシューフリーゼは、富士早生といっしょに定植したので、5株だけが収穫のフィナーレを飾りました。1株だけがこぶし大の大きさでした。

 最後の収穫となったキャベツ富士早生。春キャベツ独特の柔らかさで楽しませてもらいました。
4月下旬の収穫期からずっと植えっぱなしになっていたので、一部は花を咲かせようと球を割っているキャベツもありました。こういう株が10ほど、込み合って植えたので、下葉から腐ってしまったものが20株ほどあり、今後注意すべき栽培点です。
元肥に鶏糞、牡蠣殻石灰だけ使用。追肥なし。5月にネットを被せるも隙間から侵入したモンシロチョウに産卵され外葉が虫食いに。しかし球は齧られることもなかった。

2012年6月9日土曜日

フェーヴェ(ソラマメ)

イタリア種のフェーヴェです。
生で食べれるソラマメで、日本のものより小粒で1サヤに5~7粒ほど入っています。

 とにかく長いソラマメです。およそ30センチはあります。
 こちらが一般的な日本の3寸ソラマメです。長さが全然違いますね。
 収穫期は背丈が1メートルを超えます。
畝脇にはリーフレタスを混植させています。雑草もすごい。
ルッコラとフェーヴェのサラダ。オリーブオイルと塩少々、パルメザンチーズで食べます。
しかし、個人的にはボイルしたソラマメの方が好きです。
ソラマメは初夏の味です。

2012年6月4日月曜日

ニラ

ニラは毎年律儀に生えてきます。雑草には弱いのでまめに草をとってあげます。
伸ばしっぱなしより、切ったほうがその後の草勢はよく、時々草木灰を薄めにかけます。
とくに手入れもなし。アブラムシもつきません。
ギョウザ、ニラタマ、味噌汁、炒め物と重宝する食材です。

レッドコーラル(リーフレタス)

レッドコーラルというリーフレタスです。
昨年秋に定植したものですが、この場所は冬に日が当らない場所であることを忘れてしまい、日照不足のゆえに生長せず、春遅くになって急激に大きくなり収穫できる大きさにまでになりました。
 コーラル(サンゴ)というネーミングだけあって赤いサンゴに見えなくもないです。
葉の縁の切れ込みが多く、味も良い。
この植えた場所は、冬は全く陽が当らず、レタスは何度も何度も凍っては溶けを繰り返し、死滅するものあり、生き残った精鋭たちが生命力ある野菜に生長しました。
付け合わせの見栄えもよいレッドコーラル!