2012年12月27日木曜日

ネパールの子どもたちが作ったチャリティーカレンダー

 師走の声が聞こえる今年もチャリティーカレンダーの季節になりました。
ネパールの子どもたちによる手作りカレンダーです。
チャリティーカレンダーで一部500円、全額ネパールの子どもたちのために使われます。
支援活動をしているのはスルジェの会。
日頃お世話になっている椿寺(熱海市泉)の脇田住職が窓口となって、毎年このチャリティーカレンダーで支援を呼び掛けています。
ネパールの子どもたちによる手漉きで作られた温かみのあるカレンダー、フォークロア調のデザインもほのぼのとします。
 脇田住職はこのほか、カンボジアの子どもたちへの支援活動を行っており、熱海市泉中学校の生徒たちとボランティア交流を持ち、アジアで教育を受けられない子どもたち等への理解教育の一環として湯河原駅前で毎年街頭募金活動も展開しています。
子どもたちの思いが込められた味わいあるカレンダーです。
よかったらぜひ一部ご家庭にどうぞ。
役目が終わったら、紙を包装紙やはがき、小物のラッピングなどアイディアで様々使えます。
ご希望の方は、椿寺(0465-62-3894)
または、緑のどんぶり(055-974-1893/090‐2680‐9488)まで。

紅くるり大根

真っ赤な大根の紅くるり大根(松永種苗)です。
 皮だけでなく、中身も真っ赤な大根で、サラダや漬物で食べる、とてもおいしい大根です。
赤色は抗酸化作用のあるアントシアニンです。
紅くるりと日野菜かぶを収穫。
日野菜かぶも甘酢漬けでおいしい!
強い霜で外葉が焼けてしまった紅くるり大根。
中心からは新たな葉が生え始めています。

2012年12月25日火曜日

タイニーシュシュ・サラダにぴったりの白菜

ミニサイズの白菜でサラダでもおいしいタイニーシュシュ(サカタ)です。
   普通サイズの白菜は大きいので切り売りしています。
切り売りは鮮度が大幅に減るので、料理で使い切りできる使い勝手のよいミニサイズの白菜の方が、栽培など含め様々メリットがあるので、今年初めて栽培してみました。
 サカタのタネから2010年に発売された新しい白菜です。
なにより、この白菜の大きな特徴は、生食できること、1.2キロくらいから若採りからやや大きめのサイズまで短期間(40~60日)で収穫できるほか、比較的耐暑にすぐれ、初夏くらいまで栽培できるなど、優秀な野菜であります。
なぜサラダに向くかというと、通常の白菜の葉の裏にある、毛茸とよばれる産毛がないことで口あたりがやわらかく食べやすい。
なぜ、タイニーシュシュというネーミングなのか?
サカタのHPによると、英語で小さいという意味を持つタイニー(tiny )とフランス語でキャベツや白菜を指すシュー(chou)、また、フランス語でシュシュにはお気に入りという意味がある。「お気に入り」の野菜になれば…ということです。
 この状態で収穫してもOK。でももうちょっとおきます。(写真は11月29日)
9月18日にセルトレイに種まきしました。
苗にしてから定植しました。
遅まきは虫害を避けるためです。
生育がやや遅いのは、この植えてある場所が、10月から半日陰になることです。
11月下旬になると1日に1時間ほどしか日照がありません。
肥料は薄めに鶏糞を撒き、軽く耕した程度。
 向こうに見える竹林によって日差しが遮られ、12月に入るとまったく日が射ささなくなります。
 12月11日。強い霜が連日おりる冬本番。
 この場所はこの時期、まったく日が射さないので一日このまま凍結する日もあります。
上の写真を見ると、中心部が結球し始めていることがわかります。
このまま温かくなれば、しっかりと結球します。
 気温が上がってくれば、元通り。
しかし、外側の葉は、凍結を何度も繰り返すと葉の組織が死滅して枯れ落ちます。
中身は大丈夫。
通常の白菜では外側の葉を巻いて縛り霜除け等しますが、ここではあえてそういうことはしません。ミニでじゅうぶん健康に育つので、手間をかけなくても大丈夫。
気休め程度ですが、不織布を掛けてやります。
これをしても凍結しますが、やると凍結の度が低いので、やらないよりはましかな。
まるで布団をかぶって寝ているようにも思えます。
タイニーシュシュをよろしくお願いします。

2012年12月14日金曜日

パプリカ、もったいない

今週は10日からずっと朝の気温がマイナスで、強い霜が降りました。
最後まで残したパプリカは完全に死滅、かなり採り残していたので泣きました。
 すべてカチンコチンに凍ってしまう。
 凍ったパプリカが解凍すると、ぶよぶよになります。
しかも、内部の氷が溶けるので当然水になり、パプリカを上下にシェイクするとジャブジャブと水の音がします。
そして握りしめると、「パンッ!」とという音とともに、破裂します。
いい音しますが、うれしくありませんね。
 かなりの数ダメにしてしまったのです。
早めに全部収穫しておけばよかった。
もったいない、もったいない。
霜が降りる前に収穫していたものはセーフ!

2012年12月13日木曜日

紅甘味

サラダや漬物でおいしい大根、紅甘味(みかど協和)の収穫です。
字のごとく甘い大根で甘酢漬けにすると美味しいです。
赤い色は抗酸化物質のアントシアニンで体によい。
すりおろして、みぞれ鍋でも楽しめる、おいしい大根です。
 根菜類は多肥にすると割れやすくなるので、肥料は控えめです。
9月下旬、前作スナックエンドウの跡に薄く発酵鶏糞を撒いてからフォークのような備中鍬で軽く耕して種蒔き。
大根でも深く耕さなくてもよい。
大根にしては間隔が狭いです。
本当はもうちょっと広めに植えたかったけど、ひとりでは時間がありませんで、しかたなく2条蒔きです。
10月の寒露(10月8日)前に蒔き終わらないと失敗する(満足に肥大しない)可能性が高くなるのです。

2012年12月10日月曜日

伏見甘長、万願寺とうがらし終わりました!

辛らそうで辛くないとうがらし伏見甘長の収穫が終わりました。
天ぷらはもちろん、煮びたしやカレー、スープなどなどたくさんの料理に使えると好評の野菜です。
新鮮なものは生でもいける、ししとうにはない味わいがあって毎年必ず作ります。
似た野菜で万願寺とうがらしも同様に作り、同じく終了しました。
 寒さに当たる部分は黒くなりますが、味にさほど変わりはありません。
完熟すると赤くなります。熟しているので甘みが増して、料理の色どりもよい。
赤くなったあとは、腐るだけです。
 ときどき、二股の面白いものもできます。

 寒さが増す11月下旬になると、もう大きくなりません。ミニサイズのものばかりになる。
強い霜がおりた12月6日、ほとんど葉が縮れ、枯れました。
毎年大雪(12月9日)のあたりに強い霜がおります。
今回も予想どおり、このあたりに強烈な霜がおり、最後までがんばっていた夏野菜は完全に姿を消します。

2012年12月5日水曜日

畑の昆虫・動物たち.20野ネズミ

畑に野ネズミがいました。
 草取りをしていたら、なんと!野ネズミが出てきた。
寒いせいか、どうも動きが緩慢で素手では捕まえられませんでしたが、防虫網で捕らえられました。
手乗せで写真は無理そうだったので、とりあえずバケツの中に入れて安心させ撮影。
5センチくらいの大きさです。
とても可愛らしい。
 東京の地下鉄で見る、どぶねずみとは全然違います。
どぶねずみも美しいですが、こいつも自然の中で、蛇やイタチや野良猫等、野獣の脅威にさらされながら、「逞しく生きる美しさ」を持っています。

 これも冬眠するのだろうか、やはりどこか動きが緩慢です。
食べるかなと思って、ゴーヤの種をやりましたが関心なさそうです、っていうか「それどこじゃない」と慌てているのでしょう。
あまりに可愛いので「飼っちゃおうかなあ~」なんて思いましたが、我が家に猫(ミケネコ♀)がいることを思い出し、それはやめました。
このネズミには家族もいるのかもしれないので、はやり、自然のままがいいです。

 以前、韮山町のエメラルドタウン(自然が多い別荘地)に住んでいたころ、ハムスターを飼っていたんですが、飼いだしたら野ネズミが家の周りに住み始め、そのうち屋根裏に居住。
<タタタタタターッ>と天井裏を駆ける音が夜通しうるさかったことを思い出しました。
ハムスターは2年ほどで寿命を迎え、やがて猫が家の周りに居付いた。
それが、今うちで飼っている猫です。
たぶん、ネズミを食べに来たのでしょう。
野ネズミの姿は飼いだしてパタリといなくなりました。
仲間を呼ぶんですねネズミは。
だから、この畑には案外たくさんのネズミがいるんじゃないか、と思う。
それを狙ってなのか、ヤマカガシとかシマヘビとかも、畑でときどき見かけますよ。
 しばらくして、逃がしました。
ネズミって、ちょろちょろって走るのかと思っていましたけど、全然違って、まるでカンガルーのように、後ろ脚を使って、ぴょんぴょんと跳ねるようにして逃げて行きました。
面白いですね。
農薬や化学肥料、大きな耕運機を使う畑では、けっしていない小動物です。

2012年11月26日月曜日

コールラビ収穫しました

コールラビ収穫です。
コールはキャベツ、ラビはかぶ、という意味のコールラビですが、
ポトフ(野菜スープ)に入れてみたところ、おいしい。
キャベツより、かぶの味に近かったです。
宅配で配ったのに、それまで食べたことがなかったので説明も不十分でした。
やはり、食べてみないと十分な説明ができませんね。
皮を剥いてサラダ、煮込み料理、炒め物で食べるほか、味噌汁でもOKです。
まだ、煮込み以外の利用はないですが…
次は炒め物で食べてみます。


日野菜かぶ

日野菜かぶを収穫し始めました。
滋賀県の郷土野菜で漬物に適したかぶです。

 ピンク色と白色が美しいかぶです。
味噌汁の具でも美味しい。
葉も様々利用できます。
 昨年は蒔くのが遅くて(11月)失敗しましたので、今年は9月中に種を蒔いた。
遅まき過ぎると、小さいままで花が咲いてしまうので、この畑では確実に成功するために10月22日の霜降までがアブラナ科の葉もの野菜のタイムリミットです。
それ以降はビニールトンネルが必要です。

2012年11月20日火曜日

コールラビ

今年はコールラビを栽培してみました。
もう収穫できます。
 アブラナ科のキャベツの仲間で球のような茎を食べます。
調べてみると、語源はドイツ語でコール(キャベツ)、ラビ(かぶ)と言う。英名でコールラビ。
と、言うことは、何年か前にドイツにコール首相っていましたが、日本語にすると ’キャベツ首相’と言うことになりますね。
なんか、ゆるキャラっぽくって良いですね’キャベツ首相’って。
 綺麗に肥大しましたね。
赤いコールラビもありますが、このグリーンの方がよく見かけます。
栽培は9月上旬種まき、キュウリの跡に定植。
床は、薄く鶏糞を施肥した程度です。
秋分を過ぎて植えると虫の害はほとんどありません。
食べ方は、サラダ、煮込み料理、炒め物など、キャベツと同じように使います。
実は、まだ食べたことがありません。
今週収穫する予定です。

 10月9日はこんな様子でした。
手前が空いているのは、土の中にいるヨトウに株元からスパッと齧り切られてしまったのです。
あとから蒔きなおして、改めて定植しました。
この様子から、とても球体になるとは思えないですね。

2012年11月6日火曜日

シカクマメ

降霜(10月23日)にもなると冬採り野菜の種まき(直播き)もおわりに近づきます。
降霜から立冬(11月7日)までは、直播きも可能ですが、
途中でビニールを掛けるなどしなければなりません。
あとはトンネル栽培で種まきをします。
秋が深まる降霜の時期になると南方系の野菜の収穫も次々と終りを迎えます。
シカクマメも花は咲かなくなり、実も大きくならなくなりました。
沖縄の野菜であるシカクマメも天ぷらでおいしかった!
 この丹那地方の初霜は、だいたい大雪(12月7日)あたりです。
早くて小雪(11月22日)あたりに、薄く霜が降りたりします。
この、シカクマメは、もう花は咲かず、実もつけませんが、まだしばらく生き続けます。
そして、寒い夜が過ぎ、強い霜が降りた晴れた朝。
この巨大なシカクマメの棚(たな)が一斉に立ち枯れる光景が目に入ってくる。
とてもショッキングな光景です。

モノ悲しさを感じる冬の朝となる、毎年のことですが…。
夏の栄華を極めた野菜たちの最期を見る、そして感じるからでしょう。
何にでも、必ずそういう日がやってくるのです。
だから、毎日を大切に生きたい、そう思います。

空芯菜の花

10月に空芯菜の花が咲きました。
ヒルガオ科サツマイモ属なので、花は同じ属のアサガオに似ています。
全部白です。きれいなので飾ろうとしましたが、水あげできないのですぐ萎れました。

 花が咲きだすと葉が硬くなり始めるので、上の柔らかい部分を摘んで収穫です。
 しかし、10月下旬になると夜間温度が10℃近くになり、葉がますます硬くなったのでもう収穫をやめました。

 ナスの間にスペースがあったので植えておきました。(写真は10月9日)
多少オンブバッタに齧られましたが、ほとんど虫の害はなかったです。
 片づけるので引っこ抜くと、下からも新芽が次々に出ていました。強い生命力を感じる。
栄養価の高い野菜でビタミンが豊富、生命力の強い野菜でこの暑い夏もバテずに乗り切りました。
きゅうりの跡に植えた空芯菜。
片づけたら、きゅうりと一緒に植えていた九条ネギが出てきました。
ねぎのことすっかり忘れていました。ひょろひょろとしてますが、食べれそうです。