ミニサイズの白菜でサラダでもおいしいタイニーシュシュ(サカタ)です。
普通サイズの白菜は大きいので切り売りしています。切り売りは鮮度が大幅に減るので、料理で使い切りできる使い勝手のよいミニサイズの白菜の方が、栽培など含め様々メリットがあるので、今年初めて栽培してみました。
サカタのタネから2010年に発売された新しい白菜です。
なにより、この白菜の大きな特徴は、生食できること、1.2キロくらいから若採りからやや大きめのサイズまで短期間(40~60日)で収穫できるほか、比較的耐暑にすぐれ、初夏くらいまで栽培できるなど、優秀な野菜であります。
なぜサラダに向くかというと、通常の白菜の葉の裏にある、毛茸とよばれる産毛がないことで口あたりがやわらかく食べやすい。
なぜ、タイニーシュシュというネーミングなのか?
サカタのHPによると、英語で小さいという意味を持つタイニー(tiny )とフランス語でキャベツや白菜を指すシュー(chou)、また、フランス語でシュシュにはお気に入りという意味がある。「お気に入り」の野菜になれば…ということです。
この状態で収穫してもOK。でももうちょっとおきます。(写真は11月29日)
9月18日にセルトレイに種まきしました。
苗にしてから定植しました。
遅まきは虫害を避けるためです。
生育がやや遅いのは、この植えてある場所が、10月から半日陰になることです。
11月下旬になると1日に1時間ほどしか日照がありません。
肥料は薄めに鶏糞を撒き、軽く耕した程度。
向こうに見える竹林によって日差しが遮られ、12月に入るとまったく日が射ささなくなります。
12月11日。強い霜が連日おりる冬本番。
この場所はこの時期、まったく日が射さないので一日このまま凍結する日もあります。
上の写真を見ると、中心部が結球し始めていることがわかります。
このまま温かくなれば、しっかりと結球します。
気温が上がってくれば、元通り。
しかし、外側の葉は、凍結を何度も繰り返すと葉の組織が死滅して枯れ落ちます。
中身は大丈夫。
通常の白菜では外側の葉を巻いて縛り霜除け等しますが、ここではあえてそういうことはしません。ミニでじゅうぶん健康に育つので、手間をかけなくても大丈夫。
気休め程度ですが、不織布を掛けてやります。
これをしても凍結しますが、やると凍結の度が低いので、やらないよりはましかな。
まるで布団をかぶって寝ているようにも思えます。
タイニーシュシュをよろしくお願いします。
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