2011年3月8日火曜日

畑ができるまで 2.

2009年4月、草刈りから始まった畑作り。

背丈ほどの大きさになる夏草の時期に刈らず、冬の立ち枯れた草や芽ぶき始めた草勢のまだ弱いこの時期に始めた。

雑草群を相手に刈払機を駆使して見通しを良くしていった。

3メートルはある手ごわい低木群は、一本一本ノコギリで切断した。

切断して終わりならよいけど、片付けやすいように更に細分化した。

完全に乾燥したら、燃やすためでもある。

100本以上はあった。

ちょっとだけしんどかった。

3メートルはある低木(ウツギ系植物)群。

15年をかけてよくも育ったものだ、と感心しきり。

この耕作放てき地を、このまま、更に放置し続けたらどうなるのだろう?

という素朴な疑問が頭に浮かんだ。

低木と竹の覇権争いだろうな、と思う。

西側と南には竹が迫っている。

竹勢力は、放てき地の一部に支配の一手を打つように、篠竹群を全線に送り出しているのだ。

全部刈り取ったけど。

一方、低木群は東側に陣を置き、じわじわと勢力を伸ばしつつあったが。

それも、全部切り取った。

草刈りをずんずん進めると、鳥の巣を発見。

宿主はおらず。

夏は人の背丈ほどの草が生い茂る。

天敵に見つからないような場所だったんだろう。

草刈りをする中、隅っこのほうになんと、分葱(わけぎ)が生えていた。

どうしてこんなところにあるのか。

農地として使っていたときに植えていたのだろうか。

生えていたわけなんてどうでもいいです。

わけぎは春の香味野菜として重宝する。

いただき。



2009年4月9日。草刈りも半分以上終わったところ。刈った草を片づけると、地面にはもう青々とした春の草が生えている。

突如、 分葱(わけぎ)が出現。この一角だけにあった。球根のようなもので、分けつして増えていくので、おそらく何年も前からずっと生きていたものと思われる。

ちょうど食べごろの大きさだった。


鳥の巣を発見。どんな鳥が住んでいたのだろう。



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