昨年11月下旬に蒔いた ディンプル(サカタ)という品種です。
この品種はアクが少なく、サラダにしてもいけるホウレンソウ。
酸性土壌を嫌う野菜ですが、この畑では草木灰や有機石灰(カキ殻)を施しているので極端に酸性に傾くことはありません。
野菜全般でいうと生育土壌は中性より弱酸性くらいのPHが良いと言われています。
指南書(ガイドブック)にホウレンソウは酸性に弱いので苦土石灰を撒く と書いてあるので、家庭菜園をする人の中にたくさん散布する人を見かけたりします。かえってアルカリに傾くと病気になりやすくなります。
農薬を撒かない畑ではそんなに神経質にアルカリにすることはないです。普通にしていれば、自然が勝手に丁度いいPHにしてくれるものです。
ホウレンソウのゴマ和え 鉄吸収率が高い
ホウレンソウとゴマを使った定番のおかずです。ホウレンソウは冬が旬で、夏採りに比べて栄養価が圧倒的に高くなっています。例えば、ビタミンCもβカロチンも旬のものは特に豊富です。
昔から貧血の特効薬で知られ、鉄の含有量が野菜の中ではトップクラス。しかもビタミンCも多く含んでおり、鉄吸収率が高いのが特徴です。また、葉酸も多く、ビタミンB12が多い魚介類やレバ―と組み合わせるのがベストです。
一方、ゴマはビタミン、ミネラルに富むものの、ビタミンCはほとんど含まれません。Cの多いホウレンソウと組み合わせればコラーゲンが形成されて皮膚、骨、目などを健康にし、免疫力を高めます。ビタミンE、ゴマリグナン、セレンも多く含み、強い抗酸化力を発揮し、免疫力強化、がん抑制などの作用が認められています。
この定番おかずは魚介類や肉類と一緒に取れば、動物性たんぱく質やビタミンCの効果で鉄の吸収率が高くなります。また、ゴマに欠けている必須アミノ酸はリジンで、これを補えば他のアミノ酸の働きが高まるため、大豆と食べ合わせましょう。焼き魚、煮魚、焼き肉、刺身、冷ややっこ、湯豆腐、豆腐入りハンバーグ、肉豆腐などと相性がいいといえます。
―「おかず もう一品はこれにしよ」 平成22年12月28日 東京スポーツ
冬の栽培では、虫の害は一切ない。無化学肥料なので、一つの畝でも成長がばらばら。自然栽培では、画一的でない野菜がとれる。 ビニールトンネルをすると、さすがに成長が早い。寒さにあたると甘くなるホウレンソウ、強烈な霜にあたってもびくともしない。しかしこの冬はあまりにも寒すぎた。
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