立春(2月4日)が迫っているので、旨さのピークは過ぎたか。立春を過ぎると花を咲かせ種子を作る準備を始めるので味は次第に落ちてくる。一般的に大寒(1月20日)あたりまでが一番旨い。寒さに当たると甘みが増すからだ。
冬野菜は寒波の防御として糖分という鎧を纏い寒さに耐える。つまり、糖分をためることで凍らないようにするためです。そうして越冬して春をむかえる。
味一番という短太系の大根を作っています。これ、種子の入った袋の栽培暦に春蒔きも記されていたので、昨年春に蒔いた。結果、まずかった。おまけに綺麗な白肌といかず汚い姿。これは、かぶでもニンジンでもそうだった。春蒔き専用の種子じゃないと、うまくいかないという教訓になった。旬のものは、旬の時期に食べるから美味しいのだ。生命が一番輝く季節、大根はやっぱり、冬です。その一番輝いている時期に食べる味一番。
特にここでは品種にこだわって栽培しています。スーパーでならんでいる野菜には品種は表示されてはいません。大根はみな大根です(聖護院などは種類)。それじゃあ面白くないし、どの品種が食べる人(自分)に向いているかもわかりません。同じ大根でも味に違いがあります。いろいろ試して、短太系(源助大根や聖護院)の大根が栽培しやすくて、それでいて大根らしい甘みが感じられるので、この系統を作っています。この系統の中でも、味一番がうまい―と思います。
短太系大根のほかにここでは紅芯大根、赤大根もあります。中国野菜の紅芯大根は、ソフトボール大の中心部が紅色鮮やかな大根。特にサラダ、漬物にその特色を発揮する大根です。
旬の採れたてを味わう 大根の刺身
刺身。野菜の刺身を贅沢に食べる。
とりわけ大根がうまい。6~7センチの輪切にして皮をむき、繊維方向に薄切りの短冊にします。ポン酢か塩、またはオリーブオイルをかけると格別旨い!
この畑の野菜は完全無農薬だから皮ごとでもいける。
ぜひ味わってみてください。
このほかに、大根料理のレシピを紹介します。
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