2012年4月9日月曜日

菜の花

 春になると、山菜や芽のものなど苦みのある野菜が出回りますが、これらは冬の間に蓄えた脂肪分や汚れを排出するのに役立ち、春に備えてビタミンを補給してくれます。中でも栄養価の高いのが、菜の花です。

 つぼみを持つ・とうを食べる。アブラナ科の非常に栄養価の高い緑黄色野菜で、つぼみには花を咲かせるための栄養分がぎっしり詰まっており、つぼみごと食べる菜の花は栄養満点なのです。主な栄養素はβカロテン、ビタミンB1、B2、ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム、食物繊維などがバランスよく含まれています。


 ビタミンCがホウレンソウの約3倍、ニラの約5倍も含まれ、白血球の働きを良くして免疫力を高め、風邪やがんの予防、二日酔い予防に役立ちます。βカロテンもピーマンの5倍、カルシウムはホウレンソウの約3倍、鉄分はニラの約4倍含まれています。


 さらに「アルカロイド」という栄養成分も含まれており、ストレス解消や疲労回復などにも効果があります。


  この畑では、白菜、かぶ、小松菜などの菜の花が楽しめます。
それぞれに個性ある味があっておいしい!

ほんのりとした苦みが春の味、旬です。

右が白菜の花。左はちりめん白菜の花






白菜の花。蕾に栄養が詰まっている。こうなると葉はちょっと硬くなってしまいます。

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