9時ごろまで凍りはとけない。7時の温度計は―5℃をさしていた。丹那盆地は寒い。
静岡県函南町丹那で無農薬・無化学肥料の野菜を生産・販売しています。自然の中でのびのびと育った野菜は健康そのもの。このブログでは野菜が生育して収穫するまでの様子を公開します。食べる野菜がどんな環境の中で育っているか、知っていれば二倍おいしい。
2011年1月10日月曜日
畑
9時ごろまで凍りはとけない。7時の温度計は―5℃をさしていた。丹那盆地は寒い。
今年もスタート
昨年の暮れから伊豆山にあるマンション「サンヴェール」で野菜の青空販売を始めた。私は週に3日ほど伊豆山の谷口ファームに農作業の手伝いに行っていますが、そこで知り合った松田さんの働きかけで行えたものです。その松田さんは同ファームをリタイヤ後、家庭菜園でできた野菜を「サンヴェール」の方々に向けて販売し始めたが、ひとりではニーズに応えられないとのことで私にも声がかかった、という経緯です。
私の畑にはちょうどスワン(かぶ)や大根などがたくさんあり、品質の良い立春までに売りさばきたかったので助かりました。大根やかぶは、およそ立春(2月4日)を過ぎると種子を作る準備をするため、花を咲かせようとするトウ立ちという現象が起きます。すると、食する部分の栄養分、水分を上部に吸い上げるため質が悪くなる。それまでになんとかさばきたかった。いや、それよりも正直新しい市場を開拓してくれたということが大きいのでとても感謝しています。縁、そして感謝の気持ち、これが大切なことと改めて感じます。青空販売までたどり着くには、この縁(松田さんとの出会い)がなければできなかったわけですから。
誰でも数えきれないほどの選択肢の中から、たったひとつの選択肢の道を生き(行き)そしてその道すがら人と出会うたび、何事にも触れるたび(例えばそのリンゴ食べる食べないとか)、様々な選択肢が出現し選択して、それを数えきれないほど繰り返しながら生きている。そのたった一つ選んだ道を辿ったところに、いま立っているわけです。振り返って、その選択肢の数は何千、何万通りになっている、生い茂る枝葉のように。つまり、あのときもうひとつの別の選択をしていたら、確実に現在の位置にはいないはずです。だからこそ、ひとつひとつの出会いには意味がある。そう思います。その出会いを活かすも消すも、自分次第というわけです。そしてこうしていま、生きていられる、サンヴェールでの青空販売ができて、稼ぐことができ生活をするということは、私は出会った人たちに生かさせているわけです。そう思えてしかたありません。
自分もまた人と出会うことで、その人それぞれがが持つ時間と接触する。それが一刻一刻様々な出会いや事象の遭遇につながりその人の未来が変化していく現実、それが互いに運命を司っているその中で現在がある。新聞の社会面の記事を読むと、思いもしない事故(交通事故や事件)で死亡した人のことが少なくないことを見れば常にみなギリギリで生きているということがわかる。だからといって硬直して毎日を送るわけではないけど、でもこうしたことを思えば出会いと今日を大切に生きなければと思います。そこには感謝する気持ちを持つことで人として成長できると思うのです。出会った人、野菜たち、昆虫、動物に感謝し、前向きに現実を受け入れ毎日を大切に生きたい、それを忘れないよう今年も日々を過ごしたいと思います。
2010年12月23日木曜日
日野菜かぶ
色ブームのあとは、ここ数年ご当地野菜が出回り始めた。各地の伝統野菜です。仙台雪菜とか、石川県の中島菜、島根の津田かぶなど。もちろんこれまでも、ご当地野菜は市場にはあって、石川県の短根系大根の打木源助大根や練馬大根、三浦大根、ゴーヤは沖縄、東京の小松菜、京都の加茂なす、などなどメジャーな野菜はありましたが、インターネットの普及やメディアが取り上げるなどで、今まで一般には知られない野菜も知られるようになり、種苗会社側もニーズに合わせご当地野菜の種を販売するようになってきました。
今年は近江地方の伝統野菜日野菜かぶを栽培。
滋賀県日野町で古くから作られている長かぶです。主に塩漬けや甘酢浸け、糠浸けなどに適し、風味がよく特に甘酢浸けにすると桜色に染まり美しく美味しくいただける。漬物だけでなく、汁の実などにも利用できる。
このご当地野菜野菜の傾向はしばらく続きそうだ。
2010年12月20日月曜日
かぶ
それまではずっと天王寺かぶ(アタリヤ)をつくっていましたが、レストランのシェフに、このかぶのことを教えてもらってからその違いにびっくり、生で食べれて甘くて、それでいてかぶ独特の味もちゃんと主張している。昨年は、このスワンと赤紫がかって見栄えのよい「あやめゆき」(サカタ)の両方作った。比べてみて正直スワンのほうが生食でより勝っていたので、今年はスワン一本で栽培。コリコリと柿のような食感がたまらなく良い。
栽培は無農薬で簡単につくれる。肥料も元肥少々。追い肥はなし。化学肥料をやれば、もっと味がよくなるかもしれない、しかし、この品種のもつ素地だけでじゅうぶん美味しいと思う。
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2010年9月30日木曜日
ゴーヤ
猛暑の中でも立派に育った。とても育てやすい。 種は自家採取で毎年育てています。種を採ってまた来年蒔くので、このゴーヤたちは10年ほど前に購入した種で育ったものの子孫。
独特の苦みがある。中のワタを取って調理するが、このワタが苦いらしいので、スプーンなどで取り出す際、ワタの残し具合で苦みを調整することができる―と聞いたことがある。この野菜が終わると過ぎ去っていく夏を感じます。
2010年9月28日火曜日
インゲン
いつもは、収穫量が多いツルあり種のインゲンを使っていたが、支柱を立てる時間がないので、ツルなし種を蒔いた。ツルなし種は何度も育てたが、だいたい一気にできて終わるもの。今回は収穫期の長いサクサク王子を蒔いたが。
このサクサク王子は夏の暑さに弱く、7月採りがベストらしい、暑さの盛りには実入りが悪くなると、種の袋の栽培ガイドに明記されてある。
仕事量が多いのでやはり定植が後回しにされた結果、6月下旬に定植。8月は葉も茂り花は咲くものの、実がまったく付かなかった。サクサク王子は完全に失敗。一切収穫なし。先に定植していたセリーナは収量は少なかった。前半は失敗のインゲンだった。
トウモロコシ
ピーター610(サカタ)です。
トウモロコシは肥料を食う野菜だが作りやすい。根をしっかりと張り吸収力が強い。8月は25日間雨が降らず、その間水やりなし。乾燥には多少弱いので心配したが、育った。肥料食いなのでこれは追い肥をした。無農薬・無化学肥料の野菜なので粒ぞろいしないものもあったが、全体的にできは良かったかな。