2013年1月25日金曜日

黒丸大根

黒丸大根ブラックスパニッシュ(たねの森)です。
 黒色の大根ですが、皮をむくと白い美肌が現れます。
ヨーロッパ種であるので、ジャパニーズラディッシュ(大根)特有の苦みは感じられません。
日本の大根は地上部にでている部分は完全に凍ってしまうのですが、
繊維質がち密なのか、甘さがあるのか、これはほとんど凍らない大根です。
煮て調理すると、その美味しさを発揮する大根です。
 よく見ると、何か間違って焦がしちゃった色してます。
蒔き時期が遅かったので、肥大が十分でありません。
 連日の強烈な霜で、葉がくたくたです。しかし、中心部の若い葉はしっかりと生長。

25日早朝のどんぶりの風景



24日の夜半から降りだした雪。
25日の明け方に雨に変わったので、積雪にならずにほっとしました。
しかし、箱根連山の玄岳などは雪景色になっています。
「緑のどんぶり」は丹那盆地から名づけられていますが、この地形が「どんぶり」のようだからです。

盆地は独特な気象現象が現れますが、このような帯のような雲がよく見られます。
時には、黒い山から真っ白な雲が這うように降りてくることもあり、
そういう思いがけない景色に、ここでは珍しくないのに見入ってしまうこともある。
気温差があるので不思議な雲が現れるのでしょうか。

 先週の18日の朝は積雪。現在では消えていますが…
 竹林側は一日中日が射ささない場所なので、雨が降るまで雪は消えませんでした。
好評の白菜(タイニーシュシュ)や紅芯大根などは、この日当たりが悪い場所にあるので、
特に生長が鈍化しており、立春を過ぎるまで眠ったような状態です。
 昨年のクリスマス寒波から、朝7時の気温は氷点下を記録する日が多いです。

丹那盆地でもこの畑は、ラーメンのどんぶりで例えるなら、
おばさんが残すラーメンのつゆ のラインのあたりの高さにあります。
ちょっと分かりかねます~
どんぶりの底ではない、気持ちちょっと上あたりですね。

2013年1月15日火曜日

イケてるコールラビ!

コールラビのセーヌという品種(トーホク)です。
後から植えたものができています。
一度宅配でお配りして、大好評でした。
どうやって食べるのか聞かれましたが、サラダやポトフなどの煮込みに最適です~
程度しか料理法が分からず。
しかし、ネットで調べてみると、もう様々な料理法があって

「この野菜って、けっこう使えるな、イケるな」

って思い、嬉しくなりました。
寒さにあたって、甘さが増しています。
「うまいです、マジで」
って、思わず言っちゃいました。
あと一回分配達できそうです。
お楽しみに。

コールラビの料理法などは、緑のどんぶりの野菜を使っていただいている
湯河原町のカフェ・トスカーナさんのブログhttp://www.obaket.com/caffe_toscana/
で紹介しています。
いろいろな野菜のレシピも紹介しているのでご覧ください。
前回はポトフにしましたが、今回はもっともポピュラーなバター炒め。
頭とお尻を切って、厚めに皮をむきます。
無添加ハムとブロッコリースプラウトと一緒に包んで食べると、
また美味しい!
とても甘いんです、食感はカブというより、ポテトに近いと感じます。
カレー粉をまぶして炒める「コールラビのカレーきんぴら」
も作れます。

サラダカブ

冬季にメインで栽培しているのが、カブです。
生活の生命線なので立派に育ってもらいたいカブです。
毎年栽培しているスワン(タキイ)と、まるちゃん(渡辺農事)、サラダかぶ(みかど協和)
のサラダ用かぶ3種と
今回初めて栽培する、煮て美味しい黄色いカブのゴールデングローブ(たねの森)です。

ルッコラと紅芯大根とかぶのサラダ。
カブはスライスするより等分したぶつ切りの方が食感が楽しめて美味しいです。

収穫して水洗いて布で磨くように拭くと、生みたての鶏卵のような白さが際立ちます。
弾みそうなピンポン玉と見間違えるほど艶やかで新鮮!

厳寒期、寒さから落ち葉や雑草に守られているカブです。
上の写真はゴールデングローブです。
サラダカブに比べて生長が遅く、まだまだ肥大していません。
サラダカブ(上の写真)はひび割れが難点です。
この種類だけが割れてしまいます。
割れても味に大差ありません。
直売所へは前日の夕方収穫して洗って車の中に置いておきます。
小寒(1月5日)から立春(2月4日)まではもっとも寒い時期で、
こうして車の中に置いてあってもカブが凍ってしまいます。
新聞を被せてても凍ったときにはビックリしました。
バスタオルと毛布の2重に掛けて寒さ対策をする。
この時期だけ毛布にくるまれてて眠るカブです。
翌日袋に詰めて直売所へ持っていきます。

2013年1月10日木曜日

ニンジン(ベーターリッチ)

いまが旬のニンジン。
年中採れますが、冬が旬です。
旬のものは、旬の時期に食べるのがいいのは、
味、栄養価、水分等々一番ベストの状態であるからで、
その旬の時期に食するのが体によい、というわけです。
毎年ベーターリッチ(サカタ)を栽培しています。
サラダでも十分OKです。
化学肥料を使わないので、生長は遅く、同じ畝にあっても太いものや細いもの、
根割れ、又割れ、えぐれているもの、細長いもの様々です。
化学肥料を使えば均一で面白くないニンジンばかりが採れますが、
無化学肥料のニンジンでも、味はぴか一です。
食べたひとだけその美味しさがわかります。
「ニンジンがおいしい!!」
と、すこぶる評判であります。
ベーターリッチです。
このほかに、紫色のパープルスティックやイエロハーモニーなど、
生食でおいしいニンジンも栽培していますヨ。

2013年1月9日水曜日

畑の昆虫・動物たち21.タヌキ

畑には様々な野生動物もやってきます。
そのほとんどが夜行性ですが、日中でもみかけることがあります。
7日の朝、体の小さいタヌキがやってきました。
動作が鈍いところをみると、だいぶ弱っていることがわかります。
よく見ると、体毛がほとんど抜け落ちていました。
病気なのか衰弱しているようです。
近付いていくと逃げていく。
すると、堆肥が入っていた空の袋の中に入ってしまって出られない。

かつて使っていた犬のケージが、ちょうど畑の物置にあったのでその中に入れてやりました。
ペットボトルの甘い水をやるとおいしそうに飲んでいた。
頭部だけ体毛を残し後は殆どはげ落ちています。
この真冬の中これでじゃ寒い。
一体どういう病気に罹ったのだろう。
家にあったリンゴを与えようと、一旦畑を離れ、取りに行って戻ったところ、ケージの入り口をしっかり閉じていなかったのか、脱出していた。

人間と違って病院にも行けない野生動物ですが、
でも、自分がやろうとした行為はNGです。
どんなことでも、何もしないことが正しい。
余計なことをしない、するべきでないのが正しい。
自然のままにすべきは、わかっていても…。
かわいそう、は人間のエゴ。
かえって、労力を使ってしまわせ、恐怖を与え、タヌキにとっては、
たぶん迷惑だったと思います。
捕まえても、エサをやってもダメです。

富士山

元日からよく晴れて、畑への道すがら富士山が美しくのぞめました。
雄大な富士を見ると、一年の無事を祈って思わず手を合わせてしまう、元日の富士山です。
手前の山は愛鷹山、左奥は南アルプスまでのぞめます。
函南町、三島市、沼津市、駿河湾も見渡せます。
右奥は裾野市、御殿場市あたり。
ここは、自宅のあるダイヤランドからの撮影。