2012年5月31日木曜日

ジャガイモ

今年のジャガイモは、メークインとキタムラサキの2種です。
来月中旬には収穫できそうです。
キタムラサキは中身が紫色のジャガイモです。
これまでシャドウクインを栽培していましたが、手に入りませんでした。
シャドウは濃いパープルですが、キタムラサキは 淡い紫です。
 3月21日種いもを植え付け。この畑では3月5日の啓蟄から同月20日の彼岸までが植え付け期。啓蟄以前では、霜害の可能性が大きく、彼岸以降では生育期に梅雨入りとなり、収量が減ってしまいます。
植え付け時期は、各地域で違います。強い霜が降りると種イモや芽が凍結してダメになるので、これだけは特に気を付けることがポイントです。
2年前は低温・長雨で野菜の高騰があったこと覚えてますか。
あのときは4月に雪が降るなど強い霜も何日か降りて半分が死滅しました。
 植え付けは、種イモを縦に切ること。そして病気防止のために切断面に灰をまぶします。
5センチほどの植え溝に30センチ間隔で植え付ける。
肥料は鶏糞と自家製堆肥をすきこむのみ。
できれば保温のために、わらを被せる。
土を被せて植え付け完了。
この時期はだいたい植え付けて半月ほどで芽がでます。
 ニジュウヤホシテントウが葉を食べますが、少数なので放置します。
 花が咲きました。このころ地中では、すでにイモが形成されています。

南米アンデスの原産で、乾いているほうがいい。
トマトにきわめて近いので、水は控える。
こうした理由で遅植えにより生長期が梅雨期にあたると、病気になりやすくなり、収量がへるというわけです。 
雑草は取る時間がないので伸ばしっぱなしです。
雑草があっても大丈夫なのでそのまま収穫を待ちます。

2012年5月25日金曜日

キヌサヤ

 旬の野菜キヌサヤエンドウです。毎年つるあり種を栽培していましたが、今年はつるなし種です。
つるなしは1メートルほどの背丈で、簡単な支柱で育てられます。
今年もキヌサヤは無肥料です。
草は取り、軽く耕しました。今年1月に種まき、2月上旬に定植。
 花はスイートピーに似て美しい。サヤはもっと美しい。
天ぷらや味噌汁の具、炒め物、煮物でおいしい。

収穫したサヤエンドウが擦れると、絹が擦れるような音がするので、キヌサヤと言うそうです。

2012年5月18日金曜日

スティックセニョールの運命

3月上旬から収穫し始めた茎ブロッコリースティックセニョールは、まだ収穫できます。
脇から次々と茎を伸ばし順次収穫、それはとればとるほど、細くなっていきます。
茎の先端にある蕾を咲かそうとする前に採ってしまうわけですから、ブロッコリーに
とっては気の毒なことです。咲く寸前で採られてしまう。

 伸びては採られの繰り返し、ついには最後の力を振り絞って太く巨大な新芽を伸ばす。
 5月中旬にもなると、収穫初期を彷彿させるような生き生きとした茎が立ちあがる。
 とても太く立派な茎ブロッコリーです。しかし、これも採られてしまうのです。
この時期モンシロチョウが飛び回って産卵してまわってますが、これにはあまり近寄ってきません。

 古い株からもまだ細々と茎を伸ばしています。それをただちに収穫。
人間のすきを縫って花を咲かせることに成功させても、ただちに摘まれます。
花を咲かせると茎が硬くなるので、柔らかいまま収穫するには、花を咲かせないことが収穫のポイントです。ちょっとかわいそうですが、容赦なく根こそぎ採らせてもらいます。

最晩年には、花を咲かせてあげようと、思い、ます。

2012年5月17日木曜日

大根の葉

大根葉も豆の脇に蒔いて育てます。5月の中旬まで虫の被害はありませんが、そろそろハムシがたかり始めています。
さっと茹でて、細かくして炒め、ちりめんじゃこを入れ、ごま油醤油を焦がすようにして炒めた後、お皿にもって鰹節をかける、大根葉とじゃこ炒めがおいしい。ごはんにかけるとふりかけの代用にもなり、タマゴをかけても美味しいです。

2012年5月16日水曜日

ラディッシュ

ラディッシュもたくさんの種類がありますが、これは紅白のフレンチブレックファーストです。

 宅配用と産直用と両方に出しています。リンゴ酢につけると美味しい。
葉も食べることができます。無農薬だからこその美味しい葉です。
泥つきのまま、収穫。そして洗って拭くと鮮やかな色に。袋に詰めて産直に出荷します。

 あえて専用の畝を作らず、こうして豆の脇に蒔くだけでOK。
無肥料で耕さず、種をすじ蒔きしただけで、簡単に作れます。

豆類がもつ根瘤菌により、土壌は豊かになります。

2012年5月15日火曜日

ソラマメ

ソラマメは2種類です。3寸おたふくとイタリア種のファーヴェ。
ファーヴェは生食できる小粒のソラマメで、一つのさやに5~6粒入っています。
初めての栽培です。


なんとなくスズメ蛾に似た形状で、好きな野菜の花のひとつです。
下段から咲いていき、丈を伸ばすにつれ花の跡からサヤが出現します。 
 種は正月明けに蒔きました。ちょっと遅まきです。定植は2月上旬。
定植した写真は2月6日。丹那は寒さが厳しいところなので、この時期、この大きさで越冬します。
早めに定植して、例えばその年は暖冬で生長しすぎると、急に襲来した寒波で真っ黒になった、
ということもありました。それでも、脇から枝を伸ばして踏ん張って生きたけど、収量は大幅減でした。なので、ここでは、この大きさで冬越しするのがベターです。

2012年5月13日日曜日

春キャベツ

春キャベツ(富士早生・サカタ)ができました。
この冬の寒さが厳しかったので甘いキャベツになり美味しい。
 10月下旬に種まき、11月下旬定植。写真は3月22日


 3月10日、寒さに耐え順調に生長。寒いので虫の被害はないものの、鳥が葉を突いて食べてしまう。真冬でろくに食べるものがないので、この時季は葉ものが穴を開けられます。

 開いているところに、ニンニクやイタリアンパセリを混植しています。ニンニクを植えておくとモンシロチョウが寄ってこないと聞いたことがあったので…
 鳥の被害はそれほどではないのですが、4月に入ってモンシロチョウの飛来を確認し、ネットを被せて防除します。
 虫の被害もなく、今年も無農薬キャベツ。肥料は、植え付け時の鶏糞、牡蠣ガラ石灰のみ。追肥なし。
 マルチをしてありますが、地面に接触している部分に水がたまっていた、そこから腐りが生じるものが数株ありました。伝染病ではないです。春先に大雨が降った影響でしょう。
 このように、畝に3条植えをするので、水が溜まりやすくなったと思われます。込み過ぎなのは承知で植えました。やはり、余裕を持った植え方が良いですね。
甘くておいしい、春キャベツ。大好評であります。