ニラは一度植えると毎年生えてきます。
種蒔きして、翌年には収穫でき、収穫するとまた次々と生えてくるので重宝します。
冬に地上部は枯れますが、春3月には緑の葉をのばします。
株分けをして増やすこともできます。
2年に一度は株分けして更新を促してやるとまた元気になります。
酸性の土壌に弱いので、草木灰または有機石灰(牡蠣殻石灰)を施す。
細くなったり、元気がなくなったときは、油滓の液肥または、自家製堆肥を撒く。
自家製堆肥を切らしていたときは、発酵鶏糞を撒くだけでよい。
ほとんど手がかからない。
特に日当たり良いほうが太く元気なニラになるので雑草は小まめに刈って畝をきれいにしておく。
ニラはユリ科植物なので何しても強い。真夏も灼熱の日中はへこたれていても、夕方になるとシャキッとしている。移植も平気、特に水やりもしなくてもOK。
また、栄養価も高く、収穫も袋詰めも楽にできるたいへん優秀なスーパー野菜だ。
ニラのタマゴとじは消化吸収のよい栄養完全食品として新聞に紹介されていました。
ニラの卵とじ
柔らかく大変おいしいこの季節のニラを使った簡単ヘルシーおつまみです。
① 油を少量入れた鍋に3センチの長さに切ったニラを入れ、サッと炒める。
② 合わせておいた小さじ1のしょう油、割ほぐした卵を回し入れ、すぐに火を消す。
ニラは昔から‘精力野菜’として親しまれてきました。特有の強い香りは、硫化化合物のアリシンによるもので、ビタミンB1を長く留めて糖質の分解作業を盛んにします。イライラして怒りっぽいときなどは、脳に十分なエネルギーを補給する効果もあります。
抗酸化作用でがん抑制に働くカロテン、ビタミンC、Eや発がん物質の活性を抑えるセレンも含まれ、ビタミンB1、B2、カリウム、カルシウム、鉄なども豊富です。
卵はたんぱく質の栄養価が高く、食品中最高で、卵黄の30%以上を占めるレシチンは、善玉コレステロールを増やし、脳細胞を活性化する働きもあります。老人性認知症にも有効といえます。
ニラと卵とじを組み合わせると、栄養完全食品となり、さらに卵とじにすることで、消化吸収率が向上するだけでなく、栄養素を汁ごと食べることができます。
2011年 5月17日 ―カンタンヘルシーおつまみ― 東京スポーツ。
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