2013年3月31日日曜日

九条ねぎ

うどんやお好み焼きが大好き。
なので、その薬味に欠かせない九条ネギを好んで育てています。
もちろん、そばの薬味にも必要不可欠。
あと、チャーハンにも!
そのほか、様々な料理に大切な脇役として必要な野菜であります。
 
 長ネギ(根深)よりも用途が幅広い九条ねぎこそ、脇役中の脇役。

「おまえいないと、舞台(料理)始まらねぇんだよ」

そうです、うどんにこの薬味がないと、何か締まらない。
お好み焼きにこれがないと、お好み焼きらしくない。
そう思いませんか?
この世にうどんとお好み焼きがなかったら、なんとつまらない人生でしょうか。
ですから、うどん、お好み焼き、として成立するために必要なものですから、
人生に欠かせないということにもなる。

それほど必要とされている 九条ネギ(葉ネギ)。
長いやつだと、そうはいかない。
長いのは、ちょっと役が固定されちゃって、「鍋なら絶対この人!」という分野で活躍するタイプ。

そういう役者さんですね、長いのは。
だいたい決まっちゃってる。

そのてん、九条さんは、守備範囲がひろい役者であり、何しろお菓子やパンなど洋物系の分野でもキャスティングされたりと、脇役として引っ張りだこであります。

もちろん長ねぎさんがけっしてダメなわけじゃない、ということは一言付け加えておきます。

「栽培」 という点でも、手間がかからない。
そもそもネギ自体手間がかからないですが、
長ネギは収穫までに1年かかる。
九条ネギは、適当な大きさになったら即採用。
病気にもめっぽう強く丈夫で、舞台に穴をあけることはありません。

 
 そして、長いネギは、場所をとりますが、この九条ネギはもう、適当な場所に植えとけばいい。
他の野菜の畝に植えてやっても、迷惑かけません。

現在収穫しているものは、昨年春ごろに蒔いたものです。
そろそろ、ネギ坊主ができはじめます。
この、ねぎ坊主も天ぷらにして食べることもできます。
ネギについて、ちょっと多く余計に語ってしまいました。失礼しました。

ふきのとう

春の味の代名詞、ふきのとうです。
現在(3月31日)はもう開花を過ぎ、葉が出始めています。
 生長が特に早いので、タイミング良く配達日にあったものを一部入れさせてもらいました。
写真は3月8日です。
 天ぷらいいですねぇ。

ちょっと開いてしまっています。
もうちょっと締まっているものがベストですが、配達日のタイミングでしたのでご容赦ください。

ロマネスコ

ロマネスコと呼ばれるカリフラワーです。
カリフラワーは霜にとても弱い。
その年の気候にもよりますが、遅くても秋10月の寒露(上旬)までに定植しなければ失敗します。
今期も定植が遅れてしまい10月になってしまった。
12月の気温が平年並みか高ければ大丈夫ですが、 
今年の冬は記録的な寒さで、12月の気温は平年以下。
カリフラワーは霜が降りる前の小雪(11月22日)から大雪(12月7日)までに収穫しないとこれまでの苦労がパーになります。
無情にも、種から育て30株のうち、8株しか採れませんでした。
霜が降りる頃、蕾をつけないでいた株が越冬し、春になって活動したものだけが収穫の対象になったものの、その中でさらに蕾をつけたのに、霜に当たってしまってダメになったものもありました。
 まるでアポロチョコを束ねたようなユニークな形状のロマネスコ。
おいしい。

 霜にあたると、こうしてトロトロになってしまいます。
ビニールを被せるも、もの凄い強風が何度もあり、修復せずに結局このショッキングな光景を見ることになりました。

 
9月中に植え付ければ、こういうことになりません。
わかっていても、一人農業なのでなかなか手が回らない。
カリフラワーは来年からやめようと思います。
9月中に定植や種まきがあまりにも集中し過ぎるので(夏の果菜類収穫最盛期や秋作の準備のための片づけ等)作付の対象から外します。

2013年3月15日金曜日

ディンプル(ホウレンソウ)

サラダでおいしいホウレンソウ、ディンプル(サカタ)です。
アクが少なくて生食に向きます。
もちろん普通にお浸しなどでもおいしい。
 ぼちぼち大きくなってきたので、トウが立つ前に収穫します。
ディンプルとは英語で’えくぼ’。
生食できるのでサラダボウルの仲間入りです。
食べたらおいしいので’えくぼ’ができる。
うまいネーミングですよね。
雑草にも負けずにすくすくと育っています’えくぼ’さん。
畑仕事でおなかがすくと、むしって食べることがあります。
味があってうまいホウレンソウで、そのおいしさにおもわず、
「ああ、畑やっててよかったなぁ」って感じる。
そのとき、えくぼ(ディンプル)入ってますね。 
片エクボです。

2013年3月14日木曜日

タイニーシュシュ

サラダでおいしい白菜タイニーシュシュ(サカタ)です。
春になって開いてきました。
中心部には蕾が顔をのぞかせています。
やはり旬は過ぎてしまい、やや葉は硬めになりましたが、まだサラダでも大丈夫です。

 写真は3月1日で、14日はもう花が咲く直前まできています。
白菜のトウ菜として今度は蕾を食べます。
ミニ白菜タイニーシュシュです。
春蒔きもできますが、ちょっとやりきれなさそうです。
できたら数株でも春栽培してみたい、それほどおいしいミニ白菜です。

かぶゴールデングローブ

黄色いかぶゴールデングローブ(たねの森)です。
とても甘いかぶで、スープなど煮ておいしいすぐれたカブです。
黄色で珍しいかぶ。
ゴールデングローブという名前ですが、
映画のゴールデングローブ賞とは関係ありません。
 そのかぶも、このところの温かさで一気にトウが立ってしまい、中が空洞になる事態が発生!
全部空洞ではないようで、宅配の出荷の際は割って確認して出しました。
ごめんなさい。
早めに食べてください。
畑に残ったカブは蕾として利用したり、またこのカブは固定種なので種を採取して来年の種まき用にします。

畑の昆虫・動物たち.22アマガエル

啓蟄(3月5日)を過ぎました。
虫や小動物などが冬眠からさめる春です。
 草取りをしていたらカエルがひょっこりでてきました。
まさしく啓蟄の候。
しかしこのカエルはアマガエル。
アマガエルは濃い緑色をしているハズ。
なぜ茶色か?
土に同化していたんですね。
カエルもカメレオンのように色を変えられることに気づかされました。
冬は、野鳥は落ち葉の地面を歩きまわります。
冬眠している昆虫やカエルを探すために。
それでカエルは、緑色では目立っては鳥に見つけられ食べられてしまう。
それで、土色になったのだろう。
そして春が深くなっていくとともに、カエルの色も緑が深くなっていくのだろう。
緑色になったら、畑で仕事復帰。
害虫を食べるのが彼らの仕事。
うちの従業員たちであります。


 緑色のアマガエルも茶色になる!この時季限定カラーだ!