樹液の出る木には密の好きな蝶もやってきます。
昨年、見かけない蝶がいたので調べたところ、アカボシゴマダラと判明しました。
それが、今年も蜜の在り処を見つけたようです。
写真は昨年のものです。今年は撮影チャンスを逃しました。
ちょうど昨年9月3日付の静岡新聞に「アカボシゴマダラ」の記事が掲載されていました。
その記事によると、アカボシゴマダラの在来種は鹿児島県奄美大島などに生息していますが、近年、東京や神奈川県などで確認されているそうです。
羽の模様などから中国や朝鮮半島から持ち込まれたとみられ、
1995年に埼玉県で初めて発見されたといいます。
静岡県では2年前から小山町や函南町で少数の目撃情報が寄せられているようです。
環境省生物多様性センターによると、現在(昨年9月)の分布の西端は静岡県内にある
と考えられている、そうです。
函南町以西に報告がなければ、この畑のあたりが生息の西端にあたることになります。
アカボシゴマダラは、羽を広げると幅7~9センチで、後ろ羽の外縁に5、6個の赤い斑点があるのが特徴。幼虫はエノキの葉を食べるため、このまま生息域が拡大すれば、幼虫が同じエサを必要とする在来種のゴマダラチョウやオオムラサキの個体数が減少するおそれもあるという。
発見情報は、環境省生物多様性センター運営サイト「いきものみっけ」(http://www.mikke.go.jp)
まで。
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