2013年4月3日水曜日

ジャガイモ

今年はインカのめざめが比較的安く手に入ったので、植えられました。
あと、男爵系のキタアカリ、メークインの3種。
 

1/2、大きいものは1/3に切って草木灰を付けます。
草木灰は自家製です。肥料にもなります。


 深さ5センチの溝を掘り、自家製堆肥と発酵鶏糞・牛糞堆肥をミックスさせたものを施し、30センチ間隔で植え付けていきます。
植え付け時期は、この地域では3月中、啓蟄(5日)から春分(20日)の間がベストです。

2月に植えると、早めに出た芽が遅霜で死滅、春の長雨がある年では腐る可能性も大きい。
4月に植えると、今度は生長途中で梅雨期に耐えられず、病気になる。

アンデス地方の原産なので、乾燥ぎみの気候があっている。
イモができ始めたころに梅雨に入っている状態が良いと思います。
栽培は手がかからないですが、これは気候で左右されるので何度か失敗した上での経験則です。

あと、トマトのそばに植えないことも安全に育てるポイントです。
かつて疫病にかかったことがあって、隣に植えていたトマトもあっと言う間に伝染しました。
わずか3日ほどで全滅、水で伝染するのです。やはり梅雨どき。
しかし、同じナス科のナスやピーマンにはうつらなかった。

トマトとジャガイモは近親関係にあるので、何かあると即効で伝染する。
離れて植える方が良い。近親同士中が悪い人もいますが、ジャガイモ族とトマト族は不仲な気がします。そう思います。
トマトも水に弱いので、病気にかかるのはやはり梅雨期が多い。

水に弱い性質があるので、梅雨期にはすでにイモができている状態にもっていくために、啓蟄~春分植え付けがベストというわけです。


梅雨はうっとおしいですが、農事には必要な気象です。
しかし、いちばん収穫があがる気候は皮肉にも空梅雨ということになります。



 
 

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