レモンバーム

レモン風味のティーでおいしいレモンバーム。
冬は小さい葉をひっそりと蓄えてじっとして春を待っています。
この時季は寒さで枯れたところをハサミでカットしてあげます。

枯れた部位をカットすると緑の葉が現れた。
レモングラスやレモンバーベナなどは地上部は完全に枯れますが、レモンバームはこうして緑をキープして、暖かくなるといち早く若葉が生えてきます。
冬でもビニールトンネルをすると生長します。
たくましいハーブです。

紅甘味大根

紅甘味大根（みかど協和）はその名のとおり、紅色で甘い味のする大根です。
浅漬けやサラダに適しています。
うまいですよこれは。
四角豆の跡に耕さず無肥料で栽培しました。
こいつは直播きせずに、黒ポットに種まきして育苗して定植するという形をとりました。
なぜなら種は安くないので、間引きをせずに栽培したい、そこで黒ポットまき（１ポット１粒）です。
普通大根は直播きが基本ですが、そういう栽培をしました。
その結果、先き太にならず根が巻いてしまった。

原因は明らか。大根は直根、一直線に伸びる根が肥大してくる野菜です。
定植が遅れると、直根は黒ポットの底に当たって巻くように曲がってしまう。
その状態で定植したため、先端がくるくると巻いたようになってしまったと思います。
しかし無肥料でも味はいいです。
ポット蒔きでも、根が曲がらないうちに定植すれば大丈夫だった‘かも’しれません。この方法が悪いかどうか、来年もう一度同じ方法でやってみます。根が曲がらないうちに定植すればいいと思うからです。
でも本当は、ほんとにおいしい大根だから、それが来年やってみたい一番の理由です。

紅色が美しい大根。中は白ですが漬物にすると染まりやすい。

冬の雑草に覆われている紅甘味大根。雑草がマルチ代わりになっている。

ベビーリーフ

好評のベビーリーフ。
現在は、ルッコラ・レッドオーク・スイスチャード・グリーンロメイン・ミズナ・ガーデンクレス・赤からし菜・ロロロッサの８種類。
内容はルッコラをメインに５種類が基本です。
ルッコラは７割くらい入れていますので露地植えです。あとは、プランターや箱で栽培しています。

たくさん使うルッコラは露地植えにしています。密植して育てる。そうするととても柔らかい状態で収穫できます。ところが、３日の雪の日は極度に寒く、ビニールトンネルの中まで凍ってしまう始末です。
ホウレンソウなどと違って、葉が柔らかく繊細なので一度凍ってしまうと茶色く縮れて使えません。
１０センチほどの採りごろのルッコラは軒並み凍結してダメ。３センチほどのものは大丈夫でした。

箱蒔きのルッコラ。奥からレッドオーク、グリーンロメイン、スイスチャードです。

スイスチャードは、大きく育ててもＯＫ。ホウレンソウに似た使い方ができる。

グリーンロメインとロロロッサです。ロロロッサは寒さに当たると濃い赤になります。

ミズナは育苗トレイで簡単に育てられます。

サボイキャベツ

大寒から立春までが一年で一番寒い。この時期は毎日のように畑の土までが凍結します。
でも、午前１０時ごろには、いつの間にか溶けている―という感じの畑でありますが、２月３日は、ずっと凍ったままでした。大根もカブも凍ったまま収穫ができませんでした。
静岡県函南町丹那では、午前１１時ごろから雪が降り始めました。昼ごろには薄らと積り、収穫は困難となり、この日の宅配は中止させてもらいました。
ご期待に応えられず申し訳ありませんでした。
毎週金曜日は湯河原真鶴方面へ宅配しています。湯河原熱海方面はそんなに降っていなかったそうです。
丹那盆地は標高があるので寒いです。
ところで、この寒さにあたるとおいしい野菜にキャベツがあります。
春どりのものですが、寒さにあたって甘みが入り、めちゃめちゃうまい！
サボイキャベツは、サボイエース（タキイ）とシューフリーゼ（マスダ）の２種。順調に生育しています。
鳥よけに寒冷紗を蒲団のように掛けています。
厳寒期は食べ物がないので、キャベツやブロッコリーなどの葉を鳥がつついて食べてしまう。
その鳥よけに掛けているものです。

霜にあたって一段とうまみが増す、サボイキャベツ。

葉が巻きだした。

元肥をしたのみ。ジャガイモの跡地を軽く耕した程度。

９月上旬に種まき。１０月上旬定植。