2011年8月26日金曜日

トウモロコシ

 今年のトウモロコシは白粒のバニラッシュ(サカタ)を栽培してみました。
モロコシもいろいろな種類があって、この数年はゴールドラッシュが主流みたいです。ちょっと昔は、みなこぞってハニーバンタムを作ってました。その前はピーターコーンだったかな、ちょっと記憶が定かじゃないけど、しかし、いかに甘いものを作るかが売れ行きを左右します。
 白粒という変わり種でこれを選んだ。
トウモロコシは養分の吸収力が強く、肥料が多いほうがよく育つ。土壌の養分が少ないと粒が揃わなかったりします。
ここでは、自前の堆肥は使いきってしまったので、乾燥鶏糞と牛糞堆肥をミックスさせて施肥しました。
例年は、実入りする直前に追肥をしますが、今年は時間がなくてできなかった。
でも粒は揃って食べごろになりました。
害虫ですが、必ずアワノメイガの幼虫が食いあらす。ただ、2~3割程度。取り遅れると被害は拡大します。予防にビニール袋を被せて防ぎます。被せるタイミングは受粉したと思ったら。それでも、食害されますが、やらないよりはずいぶん減ります。
化学肥料を使うと画一的に甘いものができますが、ここでは(無化学肥料)、どうしても味にバラつきができてしまいます。今年は味的には、甘みは少なめ、水分が多い感じがします。



今年も いい感じでできたトウモロコシ

動物は、ハクビシンが食べにくるので、侵入されないように網柵を設置。これだけで防げます。



白髪が濃い茶髪になったら食べごろサイン。



一本の株に2~3実がなるので、1実にして味を充実させるため、間引く。間引きはヤングコーンとして利用できます。これがおいしい。天ぷらで食べるといい。

この実は雌花。ひげの一本一本がすべて粒に直結している。ひげの数だけ粒がある、とは、最近のウンチクブームで広く知られるようになりましたね。





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